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ボーン・アイデンティティ(2005年米国ユニバーサル)
 記憶喪失となった狙撃者の記憶を取り戻そうとする旅を描いたどちらかと言えば古典的な物語だ。ただこの映画の画像的な部分での表現は目に慣れた表現でのヨーロッパを処理しているため大資本の米国映画の悪い部分がいくらか消えているところがよさの一つともいえる。過去(20から30年前)のニューヨークを主体にした映画のような趣がありまあまあ好感が持てる感じはある。主人公のマット・デイモンはそれほどアクの強い役者ではないのでパッと見た感じは主演というにはあまりにも物足りない感じを受ける。逆に主人公がこの世には存在しないことになっている狙撃者でありかつ過去を失っているという存在感のなさが(登場人物としては目立つ人間であることは本来おかしい。)この作品を逆にテレビサイズで見た場合に作品を引き立たせることに成功せいているようだ。ただしDVDの種類や出た時期にも違いがあるのかもしれないが途中スペイン語かポルトガル語で会話をしているシーンに日本語で見ていると字幕が出ないという致命的な欠陥があることは本当にいただけない感じがする。しかし展開の速さや思いがけない出会いなどちょっとしたロード・ムーヴィとしても成り立つものがあり悪くはないものだ。ただ全体としてなんとなく「これはどこかで見たシーンではないのかな?」と感じさせるものがイマイチな雰囲気をもたらしていることも事実だ。助演の女優さんは結構ミステリアスな雰囲気を持つ部分がありヨーロッパでの出来事であるという部分に説得力を持たせていることは間違いない主人公を追いかけるCIA側には本当にありがちな部分ばかり目立ち、この辺りなんとかならないのか?という大きな穴を感じてしまう。とにかくCIA職員というものの存在を演ずる役者があまりにもパターンにはまってしまっていることがこの手の映画の魅力をオミットし始めていることは間違いない。ダイ・ハードの1本目にあったような意外性のある登場人物がないことがこの作品の大きな欠点だ。ストーリーはよく練られておりさすがベストセラー小説といった趣があるが残念ながらキャスティングのミスがかなりの部分を台無しにしている。過去のスパイ映画その他のアクション映画を見ていない人にとっては最高の1本かもしれないがある程度見ている人にはテレビサイズで廉価版のDVDでみる以外一気に最後まで見るのはちょっとつらいかな・・・・・・・・。まあ疲れて何もする気がないがスピード感のあるアクションものを見たいときには最高です。助演の女優さんに魅力を感じるか感じないかがこの映画を隙になるかならないかの分かれ目なのかもしれない。
キャスト・出演者
監督 ダグ・リーマン
出演 マット・デイモン、フランカ・ボテンチ、クリス・クーパー
クライヴ・オーウェン、ブライアン・コックス
刑事・アクション
ボーン・アイデンティティ
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